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京の都・下鴨の地
世界文化遺産 下鴨神社
正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と呼びます。
京都の鴨川の下流に祀られているお社というところから、下鴨神社として親しまれています。
中門
楼門
正面鳥居
相生社
〜縁結びの神様〜
縁結びの神様、神皇産霊神(かむむすびのかみ)をお祀りしてあります。
男女の【縁】だけでなく、すべての【縁結び】であります。
めでたいことを「相生」といいますが、この言葉は「相生社(あいおいのやしろ)」からできた言葉です。
▼
絵馬奉納の作法
絵馬を持って相生社の正面へ立ちます。
女性は右から左へ、相生社の横から後ろに回って、連理の賢木の横を通り正面に。
男性は左から右へ、連理の賢木の横から後ろ側に回って相生社の横を通り正面へ。
これを三度行います。願いごとを心の中で祈りながら相生社と連理の賢木の周りを巡ります。
(連理の賢木については↓)
不思議な御神木
〜連理の賢木(れんりのさかき)
相生社の横側にある不思議な木で、神様のお力により二本の木が途中から
一本に結ばれ、京の七不思議に数えられています。
縁結びの神様のお力があまりに強く、二本の木が途中から一本になって
しまったという言い伝えがあります。
そして、また不思議なことに、連理に賢木が老木になると糺の森に跡継ぎの
木が誕生し、現在の御神木は四代目であります。
西本殿
賀茂健角身命(かもたけつぬみのみこと)の神様がお祀りされており、古代の京都をひらかれ、京都の守護神
として祀られています。国家国民の安穏と世界平和を御祈願する守護神であられるとともに、厄除け、開運、
交通安全など人々の暮らしを守る神様です。
東本殿
賀茂健角身命のお子であられる玉依媛命(たまよりひめのみこと)の神様がお祀りされております。その昔、鴨川
で禊(みそぎ:身を清める儀式)をされているときに、上流より流れてきた丹塗りの矢を拾われ、持ち帰り、床に置か
れたところ矢は美しい男神になられ、結婚され懐妊されたという神話が伝えられています。このことから縁結び、
安産、子育ての神様として信仰されています。
三井神社
「風土記」山城国賀茂社の条に「蓼倉里三身社」、「縁喜式」に「三井ノ神社」とある神社です。奈良時代から
平安時代にかけて、このあたり一帯は蓼倉郷と呼ばれていました。本宮の若宮(若々しい御神霊)としての信仰
があります。三身社とは、ご本宮の賀茂建角身命とその妻、伊可古夜日売命、その子玉依媛命のことであり、
三神がまつられています。
御手洗社(みたらしのやしろ)・・・・・井戸の上に祀られる井上社
御手洗社から湧きだす清水で葵祭の斎王代の禊ぎや足つけ神事(御手洗祭り)が行われます。御手洗池から
湧き出るアワを人の形にかたちどったのが「みたらし団子」のはじまりです。
▼御手洗祭(みたらしさい)
土用の丑(うし)の日に合わせ、境内の御手洗(みたらし)池に足をつけて無病息災を祈る神事があります。
御手洗祭は、平安貴族が夏の疫病を防ぐためにみそぎをしたことが始まりとされ、「足つけ神事」とも呼ば
れて親しまれています。
言社
(ことしゃ)
「干支の守り神」とも言われ、中門の内側にあり、言社には、大国主命(おおくにぬしのみこと国づくりの神様)
が祀られています。大国主命には七つの名前があり、名前ごとに七つのお社が建立されています。
それぞれが十二干支の守り神や商売繁盛の神様として信仰を集め、重要指定文化財に指定されています。
河合神社
河合神社は下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内摂社ですが,祭神は
神武天皇の御母神になる玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
女性の守護神であり、女性の美への願いが叶うといわれ、鏡絵馬
奉納の美麗祈願など古くから厚い信仰を集めています。
安産・育児・
縁結び
・学業・長寿の神様ともいわれています。
また、河合神社は「方丈記」で知られる鴨長明ゆかりの神社でも
あります。
御神紋の”双葉葵”
双葉葵はアオイ科に属するウマノスズクサ科の多年生草本植物で、御神紋はその葉と花を紋様化したものです。
昔は「あふひ」と書かれ、「あう」は「会う」、「ひ」は神様のお力を示す言葉で、神様の大きな力に出会う植物が
「あうひ=葵」と伝えられています。
祭礼である葵祭の神事にも用いられ、冠・牛車・桟敷の御簾などが、葵で飾られます。
光琳の梅
御手洗祭りや葵祭の斎王代の禊ぎに使われる御手洗川にかかる輪橋(そりはしの側の梅の木。.江戸時代の
代表的画家、尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅です。
さざれ石
「さざれ石」
とは
、
小さな石という意味です。火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石で、長野県
の天然記念物になっています。日本各地には、子持ち石とか赤子石など石を神として祀る信仰があります。
「さざれ石」は、年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る石です。
「古今和歌集」には私たちの遠い祖先から信仰してきた生石伝説の「さざれ石」が詠まれて
おり
、
国歌の原典と
なっています。
糺の森
糺す森(ただすのもり、糺ノ森とも表記)は、賀茂御祖神社(下鴨神社)
の境内にある社叢林であります。
賀茂川と高野川の合流地点に発達した原生林で、およそ12万4千平方
メートル(東京ドームの約3倍)の面積があります。
森林全域が1983年(昭和58年)に国の史跡として指定を受け、保存され
ています。また、1994年(平成6年)には下鴨神社全域が世界遺産に登録
されています。
森には、「御手洗川」・「泉川」・「奈良の川」・「瀬見の小川」と4つの川があり
ます。糺す森は古くから人々に親しまれ、「源氏物語」・「枕草子」・「新古今
和歌集」など多くの古典にその名を残しています。
世界文化遺産
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産条約に基づき
「世界遺産リスト」に登録されている、優れた普遍的価値を持つ建築物です。
末社 印納社
御祭神 印璽大神・倉稲魂神
御本宮の御垣内に古くから祀られてある印璽社の御祭神を祀り、ここに
古印を納め御守護を仰ぐお社であります。またこの一帯は平安時代初期
より室町時代まで賀茂斎院御所のあった由緒地であります。
比良木社
想山著聞奇集などによりますと、柊(ひいらぎ)さんとも呼ばれ
、
疱瘡(ほうそう)
の神で、願いがかなった御礼に社頭に任意の木を植えておくと、いつのまにか
ヒイラギになってしまうと伝えられています。この他、ヒイラギに餅花をつけて神饌
としたり、一年の天気占いの風習もあります。
舞殿
重要文化財指定の「舞殿」
は
下鴨神社境内の中央に位置します。
葵祭の時
天皇の勅使が御祭文を奏上され東游が奉納される場所です。
現存の「舞殿」は寛永5年(1628年)に建て替えされたものとされ、御所が災害に
あわれたとき、臨時の内侍所と定められています。
橋殿
重要文化財指定の「橋殿」は美蔭祭のとき、御神宝を奉安する御殿です。9月
のお月見の時には名月管絃祭、お正月の神事では神事芸能が奉納される社殿
です。
古くは御戸代会神事(みとしろえしんじ)、奏楽、里神楽、倭舞(やまとまい)
が行われていました。
葵生殿
下鴨神社での神前結婚式は、本殿前にある葵殿(重要文化財)にて、結婚の儀式が
執りおこなわれます。京都でも人気の挙式場となっております。
御手洗(みたらし)−三本杉
應保元年(1161年)9月26日式年遷宮の記録「治承遷宮記」に、日照りの際に車止橋
のたもとの御手洗の御井に雨降るを祈るとあり、古来より糺の森三本杉から湧出する
神水により、人々の生活や田畑を潤していたことで知られる名水です。
◆年中行事◆
◆正月の神事
◆
元旦★歳旦祭
四日★けまり初め
初旬★初えと祭
十五日★御粥祭(おかゆ授与)
一月中★成人式
◆春の神事と節分神事◆
節分前日★京都タワー豆まき神事
節分当日★ 節分祭
追儺弓神事
追儺豆まき
良木餅まき
神眞木神事
古神符焼納神事
三日★流し雛
◆葵祭の神事(五月)◆
三日★流鏑馬神事
四日★斎王代御禊之儀
★古武道奉納
五日★歩射神事★少年剣道
★なぎなた★詩吟奉納
十二日★御蔭祭
十五日★葵祭(賀茂祭)
五月中★献茶祭★煎茶献茶祭★献花祭
◆夏の神事◆
六月初旬★蛍火の茶会
土用の丑の日★御手洗祭(足つけ神事)
立秋の前夜★夏越の神事(矢取りの神事)
◆秋の神事◆
九月中秋の名月★名月管絃祭
九月末頃★印章祈願祭
十月★えと祈願祭
◆冬の神事◆
十一月★七五三
十一月★御火焚祭(摂社のまつり)
十二月★御薬酒★若水神事
◆鴨の七不思議◆
連理の木
・・・ 三本の賢木、三本の内、二本が中ほどでつながっている珍木。縁結びのシンボル。
なんでも柊
・・・ 比良木神社のまわりの木はすべて葉がギザギザになり柊化する。
みたらし川の水あわ
・・・ 夏の土用になると清水に足を浸し無病息災を祈る。
泉川の石(鳥縄手)
・・・ 紅葉橋のたもとに昔、雨乞いを祈る「こがらし社」があり、願いがかなう泉川の小石が飛び跳ねた。
赤椿
・・・下鴨の神主は訪問者に対し装束に気を使って、赤い椿を植え、目立たぬようにした。
船ヶ島・奈良者
・・・日照りや戦乱のとき、流れをかきまわすと小石が跳ね、願いが成就する。
切芝
・・・糺すの森の真中、古代からの祭場である。